ロボコン2011レポート

ロボコン2011仁科芳雄博士顕彰事業
第19回“ロボットコンテスト2011”

開催日:平成23年9月4日(日)
会 場:里庄町立里庄中学校体育館

   “ロボットコンテスト2011”は、中高生76チームの参加を得て、盛大な大会となりました。創作工夫されたロボットが数多くあり技術国日本も大丈夫であるとさえ感じさせられました。
 優勝された東岡山工業高校「東工1号」、笠岡西中学校「PHOENIX」の皆さんおめでとうございます。機構・機能・操作・戦略・チームワーク全てにおいてすばらしいできでした。

 台風のために参加できなかった中学生の皆さんには、残念な結果となりましたが、本大会を目標に創造性豊かなロボット製作のため同僚と議論し、努力をしてきたと思います。“物”作りはチームで目標を持ち目標に向かって努力するプロセスも非常に大事であり、今後に役立つでしょう。

当財団は、青少年がつどい科学する心を育てる場を提供し、社会にとって有意な人材に育っていただきたいということを目的としています。来年も創造性豊かなロボットが多数参加していだだける様、期待します。


 ポスター図案コンテストは、中・高生から多数の応募をいただきました。最優秀賞に選ばれた里庄中学校の田中美咲さんの図案を元に右のポスターを作成しました。(右の図をクリックすると拡大画像がご覧頂けます。

ロボコン2011ポスター

◇◆◇ ロボコン2011 ロボット競技の部成績 ◇◆◇

得点賞
中学校部門 優 勝   笠岡西中学校 PHOENIX号
<水田健斗・今井済人・小林直生>
準優勝   笠岡西中学校 華 月号
<大下裕雅・畠山瑞稀>
第3位   桜が丘中学校 ドリーム号
<久保隆希・大前凌樹・佐藤公紀・林 大地・竹下真雄>
第3位   里庄中学校 マテリアルX号
<小野哲矢・佐藤晃久・片山和馬・松原悠也>
高等学校部門 優 勝   東岡山工業高等学校 東工1号
<高尾太暉・松本慎太郎・小林義樹・妹尾翔太・塚本晃大>
準優勝   東岡山工業高等学校 東工2号
<國重尚大・上野雄基・岡崎郁弥・景山達哉>
第3位   東岡山工業高等学校 ピカッチ1号
<石原雅人・金尾優貴・磯本泰成・河合智之・上森貴史・田村 亮>
第3位   東岡山工業高等学校 東工3号
<高原建弥・西崎智大・白神拓夢>
仁科独創賞  (特に優れたアイディアを持ち、機械的に優秀なもの。)
中学の部   笠岡西中学校 白 虎号
<片山正砂美・中田大輝・辻 竜也・采女遥一・井上七海・井上翔磨>
旗・ペットのために上下に回転させる独創的な機構を備えていた。
高校の部   水島工業高等学校 ゴリMAX号
<塩飽章平・田中啓太郎・土岐龍也・中島隆勢・中村 誠・鍋谷明徳・山本太也>
積み木を積むアーム機構に独創性があり、また、無線での操縦も良かった。
アイディア賞 (斬新なアイディアを持ったロボット。)
    寄島中学校 五本の矢号
<石川雅也・田中聖敏・江里口友貴・原 大介・田中 蓮>
車輪を回転させる機構に対して、車輪の向きを操縦者に示す矢印を表示している点がインタフェース的に良かった。
    倉敷天城中学校 ラムゼーグラフ号
<山本悠渡・暦舎明日翔・川瀬寛也・飯田 樹・関 英一郎・板東 侑>
旗・ペットとボール・ペットを同時に成功させた確実性が素晴らしかった。
    里庄中学校 ボッスン号
<横山藍輝・佐藤 匠・伴 純一・白山滉太>
旗・ペットとボール・ペットを狙う機構に工夫があった。
特別賞
    興譲館高等学校 興譲館1号
<中村匠吾・佐藤達哉・前田篤樹>
積み木を扱う機構が動作しなくなった時に、ペットボトルを扱う小型ハンドを代替手段として用いて積み木をいくつか積んだという機転(危機管理)が良かった。

◇◆◇ ロボコン2011 ポスター図案コンテスト審査結果 ◇◆◇

    氏名 学校名 学年

最優秀賞

1点

田中 美咲

浅口郡里庄中学校

優秀賞

中学校 1点

多田 朱里

浅口郡里庄中学校

高校 1点

竹本 恵美

玉島高等学校

佳作

中学校 2点

鳥越 悠加

浅口郡里庄中学校

平方 真衣

浅口郡里庄中学校

高校 2点

松村 翔悟

東岡山工業高等学校

山下 陽太郎

東岡山工業高等学校

(学年は平成22年度)

 

ロボコン2011決勝トーナメントの様子を
トーナメント表にてご紹介しています。

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