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2025/11/25「仁科芳雄博士ゆかりの地を訪ねて イギリス・デンマーク報告」を開催しました

日時: 令和7年11月23日(日)14:00~15:00

場所: 仁科会館2階 仁科記念ホール

演題: 仁科芳雄博士ゆかりの地を訪ねて イギリス・デンマーク報告

講師: 田主 裕一朗(仁科会館)

 

仁科会館で「仁科芳雄博士ゆかりの地を訪ねて イギリス・デンマーク報告」を開催しました。

 

9月に、仁科芳雄博士が留学されていたイギリスとデンマークを訪ねた仁科会館の田主事務局長が、その様子を広く知っていただくために開いたものです。報告会では、イギリスやデンマークの風景写真を交えながら、仁科博士が研究されたケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所コペンハーゲン大学ニールス・ボーア研究所の様子や仁科博士の足跡を紹介しました。

 

町内外から約20人が参加し、仁科博士に思いを馳せながら話に聞き入っていました。

 

報告会の様子

 

ケンブリッジ大学の地図。新旧3か所のキャベンディッシュ研究所を見ることができた。

新キャベンディッシュ研究所【レイ・ドルビー・センター】。ドルビーの遺族が8500万ポンドを寄付した。

入ってすぐレイ・ドルビーの展示。ドルビーは大学院の4年間をケンブリッジ大学で過ごした。小さい頃から音楽を愛し、熟練したクラリネット奏者だった。

1900年代初頭におけるキャベンディッシュ研究所での乾杯前あいさつの定番。基礎科学の重要性をユーモアをまじえて語った言葉と理解した。

旧キャベンディッシュ研究所の中庭。仁科博士が写っている1922年の集合写真が撮影された場所。この場所を訪れることができたのがキャベンディッシュ研究所での最大のハイライト。

ニュートンの出身校ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ

デンマークの首都コペンハーゲンの中央部の地図

チボリ公園。岡山県民としてはぜひ訪れたい公園。しかしハロウィンに備え2週間の休園中だった。

天文学者ティコ・ブラーエの像

ローゼンボー城

ニューハウン

コペンハーゲン大学ニールス・ボーア研究所。仁科博士が留学した100年前の建物が現存している。

ニールス・ボーア教授の部屋が保存されている。一角には来日時に仁科博士の案内で鎌倉を見学した時の写真が飾られている。

ボーアの恩師ラザフォードのレリーフも飾られていた。ラザフォードとボーアの強い師弟関係はキャベンディッシュ研究所の展示からも感じられた。

ロンドンからケンブリッジへ移動中の車窓から。イギリスの南部は山がまったくなく平らな様子。

バッキンガム宮殿(イギリス ロンドン)

テムズ川の向こうに見えるビッグベン(イギリス ロンドン)

イギリスを代表する料理「フィッシュ・アンド・チップス」。インフレと円安の影響で、一人4,000円もした。

イギリス英語 “Mind the gap”。駅に停まるたびにアナウンスされるので、すっかり覚えてしまった。You Tubeでも多数の動画があり、これを聞いてロンドンを懐かしがる人も多い様子。

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