関連リンク

仁科芳雄博士関連の施設

公益財団法人
仁科記念財団
 仁科芳雄博士を記念して、博士の没後ときの首相吉田茂氏が発起人代表となり、1955年に設立された財団法人。原子物理学及びその応用を中心とする科学技術の振興と学術文化の振興を図ることを目的としています。
 同財団から、原子物理学とその応用の面で優れた研究成果をあげた研究者に贈られる仁科記念賞は広く知られています。
国立研究開発法人
理化学研究所
 研究者・政・財・学・官・皇室が一体となって、「物理学と化学の研究並びに応用研究を為し、学問の力によって国運の発展を期する。」ことを目的として設立された財団法人。仁科芳雄博士は、戦後の困難期に第4代所長を務めました。
 現在は、国立研究開発法人理化学研究所となり、物理学と化学だけでなく、工学、数理・情報科学、計算科学、生物学、医科学などにいたる総合的な科学の研究所として世界有数の存在となっています。
理化学研究所・仁科加速器科学研究センター
 仁科研究室の原子物理学研究の流れを受け継いできた組織の研究センターとして、2006年の4月にスタートしました。最近、このセンターのチームによって、新元素「ニホニウム(113番元素)」の発見が成しとげられました。
公益社団法人
日本アイソトープ協会
 戦後、占領軍によりサイクロトロンが破壊されたため、アイソトープの生産ができなくなりました。
 医学検査や生物学研究のためのアイソトープ供給を再開したいという仁科芳雄博士の願いと、それを受けとめた占領軍科学顧問のハリーケリー博士の努力によって実現したアイソトープ供給事業を受けついでいる社団法人です。

仁科会館近隣の
科学施設と博物館

カブトガニ博物館
 笠岡市神島水道をのぞむ、世界で唯一のカブトガニをテーマとした博物館です。笠岡市の「カブトガニ繁殖地」は国の天然記念物に指定されています。
 国内では数少ない学術監修を受けた本格的な恐竜公園を併設しています。
岡山天文博物館
 浅口市鴨方町にある天文博物館です。プラネタリウムや太陽観測など、身近な宇宙を体験できます。
 敷地内には東アジア最大の「京都大学岡山天文台」や、開所当時は東洋一だった「国立天文台ハワイ観測所岡山分室」があります。
京都大学 岡山天文台
 東アジア最大の口径3.8mの光学赤外線望遠鏡で、愛称は「せいめい望遠鏡」です。
 特色は見たい天体が発生した時に、すぐに目的の天体に望遠鏡を向けることができることで、それを実現するために日本初や世界初の新技術が使われています。
国立天文台 ハワイ観測所 岡山分室
 昭和35年(1960年)に東京大学東京天文台の付属施設として開所した施設で、口径188cmの反射望遠鏡は当時、東洋一の大きさでした。
 昭和63年(1988年)に国立天文台岡山天体物理観測所となり、平成30年(2018年)から現在の名称になっています。
美星天文台
 井原市美星町にある公開天文台です。研究者だけでなく誰でも使える望遠鏡としては日本最大級の口径101cm望遠鏡を備えています。

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