演題:躁うつ病の脳科学の現状および新規ビタミンPQQについて
講師 : 加藤 忠史(かとう ただし)先生
理化学研究所
脳科学総合研究センター
精神疾患動態研究チーム
チームリーダー
講演の様子
およそ100人に一人が発症し、躁状態とうつ状態を繰り返す「躁うつ病(双極性傷害)」の原因は、脳の機能変化にあると考えられている。
その原因が細胞内小器官であるミトコンドリア等の内部における分子レベルの変化に起因することを突き止めた過程など、最先端の研究の現場から分かりやすくお話しされ、研究の過程で発見された13番目のビタミンPQQについても紹介された。