平成20年8月23日(土)仁科会館にて |
仁科芳雄博士は、戦後の混乱期に財団法人理化学研究所第4代所長に就任しましたが、占領軍から理化学研究所解体の方針が出され、研究所は存続の危機を迎えました。博士の全力奔走により、理研発の技術の生産部門であった理研産業団(60余社)を切り離すことによって研究部門の存続にこぎ着けました。研究所は、財団法人から株式会社となり、博士は、渇ネ学研究所となり、初代社長に就任しまた。渇ネ学研究所はその後、特殊法人理化学研
究所を経て、独立行政法人理化学研究所となり今日に至っています。 |
講演1 |
講師 |
講演2 |
講師 |
会場には、中高校生60名はじめ若い世代を中心に一般市民の方が加わりホールいっぱいの120名の参加を頂きました。若い研究者お二人が、深い研究の内容を分かりやすく軽やかな語り口でお話しになり、それに頷きながら耳を傾ける高校生の皆さんの表情が大変印象的でした。短時間でしたが講演後の交流タイムも、研究生活の楽しみや素晴らしさが伝わる感動的なひとときとなりました。 |