仁科芳雄博士顕彰事業第18回
ロボットコンテスト2010
- 平成22年9月5日(日)
- 里庄町立里庄中学校体育館
今年は、梅雨明けと同時に猛烈な暑さが襲ってきました。しかも、盆を過ぎてもいっこうに涼しくならず、夏が例年の倍続いた様な暑い暑い年でした。
そうした猛暑の最中で迎えた“ロボコン2010”は、矢掛中学校、岡山高校の新規参加校を迎え、中学校18校、57台、高等学校12校、26台合計83台の参加を得て、盛大な大会となりました。新たに取り入れたアイテムの丸棒を巧みに使いこなせたチームも数多くありました。
中学校の部では、決勝戦において吉永中学校のSCP1号がボールと丸棒付きで11段を積み、同じく10段を積んだ笠岡西中学校の飛鳥号を辛くも振り切り、優勝を飾りました。岡山盲学校のスーパー仁号と久世中学校のエスプレッソ9号が、健闘して3位に入りました。とりわけ、障害を克服して、毎試合高得点を重ねたスーパー仁号の活躍は特筆すべきものでした。
仁科独創賞は、予選で最高得点をだした吉永中学校のグランドマスター号が、アイデア賞は、メカに工夫を凝らした里庄中学校のパックン号と岡山大学附属中学校のボウズの夜明け号が獲得しました。
高等学校の部では、今年も東岡山工業高校同士の戦いとなった決勝戦は、東工1号がボールと丸棒付きで15段を含むツインタワーを積み、13,700点の高得点で13段の東工3号を破りました。水島工業高校のV.F.号が東岡山工業高校の牙城の一角を崩し、東工2号と共に3位に入りました。
また、仁科独創賞は、丸棒、ボール及び積み木のすべてをシンプルな機構で巧く処理したことが評価され、東工1号がダブル受賞しました。アイデア賞は、丸棒を確実に把持する工夫により、おかやま山陽高校のわふ~号が獲得しました。