仁科芳雄博士顕彰事業第15回
ロボットコンテスト2007
- 平成19年9月2日(日)
- 里庄町立里庄中学校体育館
今回は、ロボットのアイディアの枯渇化と上位校の固定化の傾向をふまえて、伝統的アイテムであったピン球を廃して積み木ブロックのみとするとともに、アイテムの1カ所集中配置からブロックの積み方を3タイプにし、更に6カ所に分散配置するというアイテムや競技規則についてかなり大きな変更をいたしました。学校統合・担当者の転勤・新しい規格のロボットへの対応が間に合わない、と言ったことから参加を断念する学校がでましたが、新たな参加校3校があり、昨年とほぼ同規模の大会となりました。
(中学校16校17団体、高等学校10校12団体、一般2団体で72台の参加。)
得点賞については、3分間という競技時間は変更していないこと、すべてのブロックを獲得するには広範囲を敏捷に動くことが求められるので、混戦が予想されましたが、AB両部門とも、周到に設計された完成度の高いマシーンを登場させた常連の上位校が、1位から3位までを独占する結果となりました。
特別賞については、全体的にアイテムの変更を意識して確実に得点が出来る堅実な構想のロボットが目立ちましたが、その中でアイディアや構想に優れた4点が選ばれました。