仁科芳雄博士顕彰事業第16回
ロボットコンテスト2008
- 平成20年9月6日(土)
- 里庄町立里庄中学校体育館
当ロボコンは、競技内容と大会運営の基本的な枠組みを継承しながら、初めて出場するチームにとってハードルが高くならないように配慮しつつ、新しいアイディアにあふれたロボットの出現を期待して、毎回競技規則を改訂して実施しています。
昨年度の大会で、アイテムを4種の積み木ブロックとし、6個所に分散配置といたしました。その結果、多数のアイディアを凝らしたマシーンが現れましたが、上位入賞マシーンの後継機が、新たな挑戦より、完成度を高め操作技術の習熟によって高得点を目指す傾向もみられました。そこで、今大会の大きな変更点として、従来手法の踏襲では高得点に結びつかないよう積み木ブロックの積み方を変更いたしました。
今大会では、中学校2校,高等学校1校の新規参加校を加えて、中学校16校、48台、高等学校12校31台、計79台のマシーンの参加をいただきました。得点賞では、初出場の中学校のマシーンが優勝し、高等学校でも上位校が入れ替わるなど新しい風が吹くことになりました。また、特別賞には、アイテムの配置の変更に対応するための工夫が特に優れた4点が選ばれました。