ロボコン

仁科芳雄博士顕彰事業第17回
ロボットコンテスト2009

  • 平成21年9月6日(日)
  • 里庄町立里庄中学校体育館
第17回 ロボットコンテスト2009
 2009年の梅雨明けは、四国7月30日、近畿8月3日、九州北部8月4日と遅く、中国地方に至っては「特定しない」ということのようで、今年の夏は曇りの日が多く夏らしい強烈な日差しのない夏でした。
 今年4月のメキシコでの流行をきっかけに、世界中に広がった新型インフルエンザは、一時沈静化していたものの、ロボコンの開催日近くにややぶり返し、参加予定校に休校騒ぎがあり心配しましたが、そのための不参加もなく何とか無事に開催できました。今年は、新規参加校こそなかったものの3校の復活校を含め、中学校20校、55台、高等学校12校、27台合計82台の参加を得て、盛大な大会となりました。新たに取り入れたアイテムのスポンジボールを巧くこなせたチームも目立ちました。
 中学校の部では、混戦を抜け出した岡山中学校が見事初優勝を飾り、準優勝と3位を占めた復活組の笠岡西中学校、3位とアイディア賞を獲得した地元里庄中学校の健闘も光りました。
 高等学校の部では、4連覇及び上位独占を果たした東岡山工業高校の圧倒的な強さが目立ちました。とりわけ、決勝戦は圧巻で両者とも15段ツインタワーを完成させたが、その前に外ゴールに2段2つを積んでいたピカッチ1号の作戦勝ちで、辛くも東工2号を振り切り栄冠を手にしました。
来年こそは、他校のより一層の奮闘努力を強く期待したいところです。
 仁科独創賞は、これも復活組の鴨方中学校が獲得、アイディア賞は、上記以外では昨年初出場・初優勝を飾った吉永中学校、古豪の岡山工業高校が獲得しました。また、特別賞は、新進気鋭出場2回目の岡山龍谷高校が獲得、来年はダイエットを図り健闘を祈ります。
ロボコン2009
ロボット競技の部成績
得点賞
中学校部門
優 勝
岡山中学校
アレクサンドロス号
準優勝
笠岡西中学校
樟 丸号
第3位
里庄中学校
Shark009号
第3位
笠岡西中学校
檜 丸号
高等学校部門
優 勝
東岡山工業高等学校
ピカッチ1号
準優勝
東岡山工業高等学校
東工2号
第3位
東岡山工業高等学校
東工4号
第3位
東岡山工業高等学校
東工3号
仁科独創賞(特に優れたアイディアを持ち、機械的に優秀なロボット。)
中学校部門
鴨方中学校
ツミガリゴン号
丁寧に描かれたロボット構想図に示されているように、積み木を横からはさむハンドの吊り上げと旋回機構が独創的であった。
高等学校部門
該当なし
アイディア賞(斬新なアイディアを持ったロボット。)
吉永中学校
地球戦艦大和号
真横にも移動できる台車機構の新しいアイデアと、積み木とボールを取る仕組みに工夫が見られ、よく作り込まれていた。
里庄中学校
頭文字S号
ちり取り方式のショベルを上部に引っ張り上げて積み木を上部に運び、それを筒に収めるためにカーブしたレールを使った機構に創意工夫が見られた。
岡山工業高等学校
POCHI号
ユニークなボールを挟む機構を装備したアームを引っ張り上げて筒の中に積み木を順に入れていく工夫された仕組みを完成させた。
特別賞
岡山龍谷高等学校
スクールデイズ号
残念ながら重量オーバーでオープン参加となったが、大きなハンドを扱う構造がしっかりしており、ロボットを懸命に操縦していた。
 ポスター図案コンテストについては、4校から20点の応募をいただき、最優秀賞に選ばれた東岡山工業高等学校の茂兼未来さんの図案を元にポスターを作成し、岡山県内の中・高等学校及び関係機関等に掲示していただきました。
ロボコン2009
ポスターの部成績
最優秀賞
茂兼 未来
東岡山工業高校1年生
優秀賞(中学校1点、高等学校1点)
竹本 恵美
里庄中学校2年生
真鍋 愛里
岡山工業高校3年生
佳作(中学校1点、高等学校3点)
平方 真衣
里庄中学校1年生
森 菜央子
東岡山工業高校1年生
永岡 翔太
東岡山工業高校2年生
廣井 加奈
岡山工業高校3年生

(学年は平成20年度)

ロボコン2009
決勝トーナメント
決勝トーナメント
中学校部門
トーナメント表
決勝トーナメント
高等学校部門
トーナメント表
募集要項
開催要項
132KB
中学校部門 競技規則
153KB
中学生部門 競技台説明
3MB
高校生部門 競技規則
153KB
高校生部門 競技台説明
3MB
第17回 ロボットコンテスト2009

ロボコントップへ戻る

PAGE TOP