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2023/04/30理化学研究所から学習ノート寄贈

理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センターが、加速器「超伝導リングサイクロトロン(SRC)」を紹介した小学生向けの学習ノートを作り、里庄西小学校(仁科芳雄博士の母校)、里庄東小学校の全児童にご寄贈くださいました。

 

4月19日(水)に仁科センターの櫻井センター長ら4名が両校を訪れ、ノートをご寄贈いただくとともに、仁科センターや今回の偉業についての説明を寸劇を交えながらご紹介いただきました。

 

理研によるさらに詳しい説明がありますので、以下のリンクからご覧ください。

ギネス世界記録®登録記念学習ノートを贈呈

 

仁科芳雄博士と理化学研究所とサイクロトロンの関係

仁科芳雄博士は1918年に理研に入所し、1931年に仁科研究室を創設し、日本の現代物理学研究の一大拠点を築きました。さらに、終戦直後の1946年からは理研の4代目の所長を務め、理研の存続に奔走しました。

 

サイクロトロンは加速器という実験装置の一種で、原子物理学や原子核物理学の研究に用いられます。仁科芳雄博士は1937年に日本で初めてサイクロトロンを製作し、さらに大型のサイクロトロンを1944年に完成させました。

 

その後、理研はサイクロトロンを作り続け、今回世界記録に認定されたSRCは第9号機になります。そして、仁科研究室の研究は仁科センターに受け継がれています。

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