演題:アインシュタインの奇跡と20世紀の物理学革命 -世界物理年によせて-
講演の様子
世界物理年を記念して、我が国の理論物理学の重鎮であられ、仁科芳雄博士の業績にも詳しい江沢洋博士をお迎えしました。
ご講演では、古典物理学の成果の上に、20世紀初頭、物理学の世界に革命的な功績を残したアインシュタインらの業績を軸に現代物理学の誕生の意義とドラマについてご紹介下さいました。中学校理科のおさらいをされながら、アインシュタインが3大論文発表に至る着眼点とその意味について、スクリーンに投影された図に身振り手振りを添えてお話しになるご様子が印象的でした。
交流タイムでは、素朴ながら的を得た質問のほかにご講演の内容から外れた質問もありましたが、それぞれに丁寧にお答えいただき盛り上がりました。