演題:憧れと感動、そして志
講演の様子
今回は、中学生の他に小学校高学年の児童、教育関係者、保護者、高齢者の皆様にもご案内し、お聞きいただきました。
ご講演は、少年時代の出会いと体験の中で科学の世界に憧れ、ノーベル賞受賞に至るまでのドラマを柱に進められました。ノーベル賞化学賞に輝いた研究の核心部分の意義と易しい解説、理化学研究所と日本の物理学の発展に貢献された仁科芳雄博士のお人柄や業績と現代的意義、野依小学校児童やアメリカの少女との交流といったエピソードのご紹介を交えながら、子供の頃に取り組んでほしいこと、親や教師の役割、学校の教育のあり方へのご提言といった面まで、聴衆それぞれに向けた話題を組み込んでお話し下さいました。
お話が弾んで、質疑を中心とした交流タイムを割愛しましたので、是非にと手を挙げかけていた何人かの中学生たちには残念な思いをさせてしまいました。