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生誕日記念科学講演会
第17回 仁科芳雄博士生誕日記念科学講演会
仁科芳雄博士生誕日記念科学講演会
第17回 仁科芳雄博士生誕日記念科学講演会
平成21年12月6日(日)
里庄総合文化ホール フロイデ大ホール
講師 : 小山内 康人(おさない やすひと)先生
九州大学教授・理学博士
演題:南極は地球の玉手箱 ~南極地球科学の最前線~
講演概要
誕生後約46億年の歴史を持つ太陽系第3惑星・地球は、他の太陽系内惑星には見られない様々な特徴をもっています。それは、水や多様な生物相の存在であり、大陸地殻の存在です。南極大陸では、地球誕生の謎を解き明かすための太陽系始原物質(隕石)が大量に発見され、大陸をつくる岩石からは、40億年以上におよぶ地球史の大部分をしめす多様な情報が得られています。
約98%が厚い氷に覆われた南極大陸は自然情報の宝庫(玉手箱)であるが、未だ人類にとって未知の部分も多数残されています。講演では、南極の自然環境や南極観測隊の活動にも触れながら、最新の研究成果を含む南極地球科学の最前線について紹介します。
講演の様子
小山内先生は日本南極地域観測隊に1986年、1989年、1997年、2007年の計4回参加され、2007年には副隊長を務められました。その経験を踏まえながら南極地球科学の最前線についてご講演くださいました。
講演を聞いた里庄中学校の生徒は、南極大陸の氷は富士山よりも高く、地球の氷の90%が南極にあることや、南極が赤道近くにあったことがあり2億年後には地球上の大陸が1つになるという説明にとても驚いたなどの感想文を、講演していただいたことに深く感謝する言葉を添えて先生に送りました。
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