令和6年度仁科芳雄博士生誕日記念科学講演会を開催しました

12月10日に理化学研究所理事長の五神真(ごのかみ まこと)先生を講師にお迎えし、仁科芳雄博士生誕日記念科学講演会を開催しました。地元の中学生および一般聴講者約500名のご参加をいただきました。ありがとうございました。

レポートは後日公開します。

 

日時 令和6年12月10日(火) 14:00~15:15

場所 里庄総合文化ホール「フロイデ」大ホール

講師 五神 真(ごのかみ まこと) 先生 (理化学研究所理事長)

演題 最先端研究への招待

 

【12/22(日)】親子和凧作り教室 参加者募集(12/14締切)

「親子和凧作り教室」の参加者を募集します。竹と和紙でたこを手作りします。岡山県出身で、日本全国各地で凧作り教室を開催している裏川一雄さんが指導します。

日時:令和6年12月22日(日)13:30~15:00

会場:里庄町役場 福祉会館 1階大ホール

凧を作った後、里庄中学校のグラウンドで凧あげします

申込締切:12月14日(土)

講師:裏川 一雄 さん(日本の凧の会 会員)

対象:里庄東小学校・里庄西小学校の児童

参加費:300円

募集人数:親子30組60名

※保護者同伴に限ります。 児童と常時ご一緒頂ける方なら、保護者は父、母、または大人の親戚の方であればどなたでも構いません。

申込方法:参加申込書を仁科会館に提出(メールやFAXでも受け付けます。)

 

昨年度の様子です。

和紙に好きな絵を描いて、ヒゴをとりつけました。

 

里庄中学校グラウンドで凧あげをしました。

令和6年度仁科賞授与式を開催しました

仁科芳雄博士の生誕日12月6日に仁科芳雄博士生家で仁科賞授与式を開催し、里庄中学校の3年生5名に授与しました。

 

仁科賞は、仁科芳雄博士の偉業をたたえ、学業に意欲的で特に理数系に優れ、創造力豊かでリーダーシップを有する生徒に授与する賞です。里庄東小学校・里庄西小学校・里庄中学校の最終学年の児童生徒を対象に昭和57年度に設置され、平成2年度からは中学3年生に授与しています。本年度で43回目となり、昨年度までに、224名に授与しています。

ロボコン2024レポート公開

第32回ロボットコンテスト2024(ロボコン2024)のレポートを公開いたしました。

ロボコン2024レポート

 

過去のレポートも見ることができます。

第30回理化学研究所里庄セミナーを開催しました

8月17日(土)に、仁科会館で第30回理化学研究所里庄セミナーを開催しました。約100名の方々がご参加くださいました。ありがとうございました。

レポートは後日掲載いたします。

 

講師:青木 保道 先生(理化学研究所 計算科学研究センター  連続系場の理論研究チーム チームリーダー)

演題:スーパーコンピュータで迫る物質創成の謎

 

講師:三原 建弘 先生(理化学研究所 仁科加速器科学研究センター 宇宙放射線研究室 専任研究員)

演題:国際宇宙ステーションから全天X線観測

 

講師のプロフィールや講演概要など詳しくは、チラシ(PDF)をご覧ください。

中学生国内派遣を実施しました

科学振興仁科財団では、里庄中学校3年生を対象として、郷土の誇りである物理学者仁科芳雄博士の足跡をたどる「中学生国内派遣研修」を実施しています。今年度は7月30日~8月2日の日程で実施しました。

7月30日(火)

午前 里庄駅出発

 

13:00~15:00 国立科学博物館(東京都上野)

7月31日(水)

10:30~15:30 理化学研究所(埼玉県和光市)

記念史料室、【昼食】、 仁科加速器科学研究センター、仁科博士について講義、仁科芳雄記念室

8月1日(木)

9:30~12:00 J-PARC(大強度陽子加速器施設)(茨城県東海村)

J-PARC概要説明、ニュートリノ実験施設、ハドロン実験施設、物質・生命科学実験施設(MLF)

 

15:00~16:30 東京大学駒場キャンパス 佐藤守俊研究室

8月2日(金)

10:00~11:00 日本科学未来館(東京お台場)

 

午後 里庄駅到着

中学生国内派遣について

「中学生国内派遣研修」は昭和58年に事業を開始し、平成9年から平成27年までは国内・海外派遣研修を実施していました(平成15年は国内のみ)。平成28年から海外への派遣は中止し、国内派遣研修を実施しています。昨年度まで390名が派遣されています。

観梅会を開催しました

日時 令和6年3月10日 10時~15時

場所 仁科芳雄博士生家

 

仁科芳雄博士の生家観梅会を開催しました。おかげさまで今年も大盛況となりました。

 

今年は梅の開花が非常に早く、花が残るか心配していましたが、白梅は散り始めていたものの紅梅はまだ満開後半でした。天気にも恵まれ296名の皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。

 

「仁科邸観梅会浜中ボランティアグループ」の皆様により、温かい「ぜんざい」と「甘酒」をご提供いただきました。また、「椿生活交流グループ」の皆様が生家の梅の実から作ってくださった「梅干し」もふるまわれました。

令和5年度仁科芳雄賞授与式を開催しました

2月27日に里庄総合文化ホール「フロイデ」電動中ホールで仁科芳雄賞授与式を開催しました。

 

仁科芳雄賞は、里庄中学校3年の生徒について、在学中まじめに努力し、教科やクラブ活動等によく精進し、その努力や活躍が著しい者に授与しています。以下の6つの賞があります。

 

皆勤賞 3年間欠席、遅刻、早退がない者

精勤賞 3年間欠席、遅刻、早退が3回以内の者

体育賞 県大会以上で優秀な成績を収めた者

注:県大会の中止が多かった事を考慮し、令和2~4年度と同様に「備南西地区大会において県大会出場レベルの成績を収めた者」も体育賞受賞者とします。

文化賞 県大会以上で優秀な成績を収めた者又は里庄中学校長が認めた者

努力賞 顕著な努力があった者又は里庄中学校長が認めた者

満点賞 3教科又は同一教科3回以上満点を取った者

 

平成3年度に設置され今年度で33回目になります。昨年度までに1,668名が受賞し、今年度の61名を加えると受賞者は1,729名となりました。

親子和凧作り教室を開催しました

日時 令和5年12月23日(土)13:30~15:30

講師 裏川 一雄 さん(日本の凧の会 会員)

参加者 里庄東小学校・里庄西小学校の児童19名とその保護者

 

裏川一雄さんの指導で、はさみと木工ボンドを使って和紙とヒゴから大きさ30cmの和凧(わだこ)を作りました。裏川さんは日本全国を周って凧作りをしています。

 

初めに、大きさ10cmのミニ凧セットを使って、凧が安定して飛ぶためには尾をつけることと凧を少し曲げることが大事であることを学びました。

 

次に、ハサミでダイヤ型に切った真っ白な和紙に、子どもたちが思い思いの絵を書いてオリジナルの和凧を作りました。曲げた横ヒゴ、まっすぐな縦ヒゴ、そして尾を木工ボンドで取り付けて、和凧を完成させました。

 

曲がったヒゴは、裏川さん自作のヒゴ曲げ器を使って、裏川さんの説明を聞きながらまっすぐなヒゴから作りました。まっすぐなヒゴに熱を加えた後で、曲げたまま一気に冷やすと曲がった形のヒゴになります。

 

最後に、完成した和凧を揚げました。この日はほとんど風がなかったので、子どもたちが一生懸命走って楽しそうに和凧を揚げていました。時々吹く風をうまく使って和凧を揚げている子もいました。

 

この日は中学校のグラウンドでのお試しの凧揚げでしたので、それほど高くは揚げませんでした。風の強い日に広い場所で、ぜひ高く揚げてみてください。

令和5年度仁科芳雄博士生誕日記念科学講演会を開催しました

12月8日に京都大学の伊藤憲二先生を講師にお迎えし、仁科芳雄博士生誕日記念科学講演会を開催しました。地元の中学生および一般聴講者約340名のご参加をいただきました。ありがとうございました。

レポートは後日公開します。

 

日時 令和5年12月8日(金) 14:00~15:15

場所 里庄総合文化ホール「フロイデ」電動中ホール

講師 伊藤 憲二 先生(京都大学大学院文学研究科准教授)

演題 里庄と仁科芳雄 ―故郷の環境はどのように未来の原子物理学者を創ったか―

 

伊藤先生の著書「励起 仁科芳雄と日本の現代物理学」

伊藤憲二先生は2023年7月に仁科芳雄博士の伝記を出版されました。仁科博士だけでなく博士をとりまく環境や歴史についても詳しく書かれており、上下巻全28章、1200ページ以上の大作です。内容、分量ともに仁科博士の伝記の決定版として、自信をもってお薦めできます。

特筆すべきは日本および海外の膨大な文献を調べあげて書かれている事です。また、仁科記念財団に保管されていて伊藤先生が再発見した仁科博士の1000通を超える手紙も使われています。各章100を超える注によって出典が明記されていますので、読んでいて気になった個所については、出典元の本で詳しく確認することができます。さらに、各地に取材にも行かれたそうで、里庄や仁科会館にも2021年12月に来られました。

 

仁科会館の図書資料室で閲覧できますので、興味のある方、購入しようかどうか迷っている方は、まずはご覧になってください。

 

本の内容や目次など、詳しくはみすず書房のホームページをご覧ください。

励起 仁科芳雄と日本の現代物理学 上

励起 仁科芳雄と日本の現代物理学 下

PAGE TOP