日時 令和7年3月9日 10時~15時
場所 仁科芳雄博士生家
仁科芳雄博士の生家で観梅会を開催しました。おかげさまで今年も大盛況となりました。
今年は2月の寒波の影響で梅の開花が非常に遅く、白梅1本が4分咲き、紅梅3本は今日がちょうど開花となりました。天気にも恵まれ311名の皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。
「仁科邸観梅会浜中ボランティアグループ」の皆様により、温かい「ぜんざい」をご提供いただきました。また、「椿生活交流グループ」の皆様が生家の梅の実から作ってくださった「梅干し」もふるまわれました。
仁科芳雄博士生家は毎週日曜日に公開しています。紅梅は3月16日(日)には見ごろを迎えそうです。
毎年夏に行われるロボットコンテスト、2025年のテーマは「多機能ロボでらくらく収穫」です。競技規則は4月1日に公開する予定です。
「第33回ロボコン2025」のポスター図案コンテストを開催します。最優秀作品を基にポスターを作成します。ふるってご応募ください。
詳しくは開催要項をダウンロードしてご確認ください。
ロボコン2025のテーマは「多機能ロボでらくらく収穫」に決まりました。ポスター図案の参考にしてください。
2月26日に里庄総合文化ホール「フロイデ」電動中ホールで仁科芳雄賞授与式を開催しました。
仁科芳雄賞は、里庄中学校3年の生徒について、在学中まじめに努力し、教科やクラブ活動等によく精進し、その努力や活躍が著しい者に授与しています。以下の6つの賞があります。
皆勤賞 3年間欠席、遅刻、早退がない者
精勤賞 3年間欠席、遅刻、早退が3回以内の者
体育賞 県大会以上で優秀な成績を収めた者
注:県大会の中止が多かった事を考慮し、令和2~5年度と同様に「備南西地区大会において県大会出場レベルの成績を収めた者」も体育賞受賞者とします。
文化賞 県大会以上で優秀な成績を収めた者又は里庄中学校長が認めた者
努力賞 顕著な努力があった者又は里庄中学校長が認めた者
満点賞 3教科又は同一教科3回以上満点を取った者
平成3年度に設置され今年度で34回目になります。昨年度までに1,729名が受賞し、今年度の73名を加えると受賞者は1,802名となりました。
日時 令和6年12月22日(日)13:30~15:30
講師 裏川 一雄 さん(日本の凧の会 会員)
参加者 里庄東小学校・里庄西小学校の児童11名とその保護者
昨年に引き続き、裏川一雄さんを講師にお招きして親子和凧作り教室を開催しました。はさみと木工ボンドを使って和紙とヒゴから大きさ30cmの和凧(わだこ)を作りました。裏川さんは日本全国を周って凧作りをしています。今年は裏川さんのご友人の神達照久さんと吉村誠司さんも指導の手伝いに来てくださいました。
初めに、大きさ10cmのミニ凧セットを使って、凧が安定して飛ぶためには凧を少し曲げることと尾をつけることが大事であることを学びました。
次に、ハサミでダイヤ型に切った真っ白な和紙に、子どもたちが思い思いの絵を書いてオリジナルの和凧を作りました。曲げた横ヒゴ、まっすぐな縦ヒゴ、そして尾を木工ボンドで取り付けて、和凧を完成させました。
曲がったヒゴは、裏川さん自作のヒゴ曲げ器を使って、裏川さんの説明を聞きながらまっすぐなヒゴから作りました。まっすぐなヒゴに熱を加えた後で、曲げたまま一気に冷やすと曲がった形のヒゴになります。
今回は連凧とするために、あらかじめ裏川さんが加工した材料を用いて、もう一つ和凧を作りました。
最後に、完成した和凧を揚げました。この日は風が強く絶好の凧揚げ日和で、手を離すとすぐ凧が揚がっていました。
この日は中学校のグラウンドでのお試しの凧揚げでしたので、それほど高くは揚げませんでした。広い場所で、ぜひ高く揚げてみてください。
12月10日に理化学研究所理事長の五神真(ごのかみ まこと)先生を講師にお迎えし、仁科芳雄博士生誕日記念科学講演会を開催しました。地元の中学生および一般聴講者約500名のご参加をいただきました。ありがとうございました。
レポートは後日公開します。
日時 令和6年12月10日(火) 14:00~15:15
場所 里庄総合文化ホール「フロイデ」大ホール
講師 五神 真(ごのかみ まこと) 先生 (理化学研究所理事長、東京大学前総長)
演題 最先端研究への招待
仁科芳雄博士の生誕日12月6日に仁科芳雄博士生家で仁科賞授与式を開催し、里庄中学校の3年生5名に授与しました。
仁科賞は、仁科芳雄博士の偉業をたたえ、学業に意欲的で特に理数系に優れ、創造力豊かでリーダーシップを有する生徒に授与する賞です。里庄東小学校・里庄西小学校・里庄中学校の最終学年の児童生徒を対象に昭和57年度に設置され、平成2年度からは中学3年生に授与しています。本年度で43回目となり、昨年度までに、224名に授与しています。
第32回ロボットコンテスト2024(ロボコン2024)のレポートを公開いたしました。
過去のレポートも見ることができます。
8月17日(土)に、仁科会館で第30回理化学研究所里庄セミナーを開催しました。約100名の方々がご参加くださいました。ありがとうございました。
レポートは後日掲載いたします。
講師:青木 保道 先生(理化学研究所 計算科学研究センター 連続系場の理論研究チーム チームリーダー)
演題:スーパーコンピュータで迫る物質創成の謎
講師:三原 建弘 先生(理化学研究所 仁科加速器科学研究センター 宇宙放射線研究室 専任研究員)
演題:国際宇宙ステーションから全天X線観測
講師のプロフィールや講演概要など詳しくは、チラシ(PDF)をご覧ください。
科学振興仁科財団では、里庄中学校3年生を対象として、郷土の誇りである物理学者仁科芳雄博士の足跡をたどる「中学生国内派遣研修」を実施しています。今年度は7月30日~8月2日の日程で実施しました。
午前 里庄駅出発
13:00~15:00 国立科学博物館(東京都上野)
10:30~15:30 理化学研究所(埼玉県和光市)
記念史料室、【昼食】、 仁科加速器科学研究センター、仁科博士について講義、仁科芳雄記念室
9:30~12:00 J-PARC(大強度陽子加速器施設)(茨城県東海村)
J-PARC概要説明、ニュートリノ実験施設、ハドロン実験施設、物質・生命科学実験施設(MLF)
15:00~16:30 東京大学駒場キャンパス 佐藤守俊研究室
10:00~11:00 日本科学未来館(東京お台場)
午後 里庄駅到着
「中学生国内派遣研修」は昭和58年に事業を開始し、平成9年から平成27年までは国内・海外派遣研修を実施していました(平成15年は国内のみ)。平成28年から海外への派遣は中止し、国内派遣研修を実施しています。昨年度まで390名が派遣されています。